ブルネレスキ
Filippo Brunelleschi
1377-1446
ルネサンスの先駆者とされるイタリアの建築家。彫刻家として出発し,遠近法を研究したりしたが,1401年フィレンツェにおけるレリーフ・パネルのコンクールでギベルティに敗れ,建築に転じたという。ローマに留学したのち,サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂のドームの設計競技に当選し,1420年―1436年に建築。ドームは,ゴシックのボールト構造の伝統の上に古典的様式を加味したもので,ゴシックからルネサンスへの過渡的様相を呈している。ほかにサン・ロレンツォ聖堂,サント・スピリト聖堂,サンタ・クローチェ教会のパッツィ家礼拝堂などを設計。