ティントレット 

Tintoretto

1518-1594

イタリア・ルネサンスのヴェネツィア派の画家。本名ヤコポ・ロブスティJacopo Robusti。ヴェネツィア生れ。若いころティツィアーノの門に入り,後に〈ティツィアーノの色彩とミケランジェロのデッサン〉を目標として複雑な画面構成,劇的な動感,激情的で豊麗な色彩によるバロック絵画に近い大胆な様式に達した。作品の大半は公共の建築物や寺院のために描いた大規模な油彩壁画で占められる。代表作にヴェネツィアの聖ロクス同信会の約70点に及ぶ壁画装飾(1564年―1587年),や《天国》(1588年―1592年,パラッツォ・ドゥカーレ大評議会広間油彩壁画),《最後の晩餐》(1592年―1594年,サン・ジョルジョ・アジョーレ聖堂蔵)などがある。