ヴェロネーゼ 

Paolo Veronese

1528-1588

イタリアの画家。本名パオロ・カリアリPaolo Caliariヴェローナ生れのためヴェロネーゼ(ヴェローナの人)と通称される。1553年ヴェネツィアに出て,ティントレット,ティツィアーノとともにヴェネツィア派の最後を飾った。ティツィアーノの金色調に対し,明るい銀色調を主調とし,華麗でしかも調和をもった色彩を加えて,次代のバロック芸術に通じる大様式を展開した。代表作に《レビ家の饗宴》(1573年,ヴェネツィア,アカデミア美術館蔵)《カナの婚宴》(1562年―1563年,ルーブル美術館蔵)《パックス・ヴェネタ(ヴェネツィアの平和と繁栄)》(1579年―1582年ころ,ヴェネツィア,パラッツォ・ドゥカーレ,大評議会広間天井画)などがある。