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(アウグスブルグ)
■市庁舎 Rathaus町の全盛期の1615年から20年、当時市の建築監督であったエルリッヒ・ホルによって建てられたドイツ・ルネッサンスの最高傑作と歌われた建物だったが、第2次世界大戦で破壊され、現在の建物は当時の建物を忠実に再建したものである。正面の切り妻屋根の最上部には昔から市の紋章とされてきた、青銅製の松かさが置かれている。これは豊かさを表現するものである。その下に、帝国自由都市の象徴である双頭の鷲が、金地に黒のモザイク画で描かれている。隣接して立つ塔は高さ78mのペルラッハ塔で有料だが上に登ることができる。 市庁舎の前には広場があり、町の名の由来となったアウグストゥス皇帝の噴水がある。建都1600年の祝祭にあたり造られたもので、皇帝の像を市の水力を象徴とする4本の川を表す像が取り囲んでいる。広場は夏には写真のようにカフェテラスが設けられている。 <トイレは市庁舎を背にして左手の建物のインフォメーションセンターの下で、係りの人がいておつりもくれる有料トイレ> ■マクシミリアン通り Maximilianstrasse メルキュールの噴水あたりから南へ500mほど続く目抜き通りで、ローマ帝国時代の通商、軍事路だったVIA Claudiaが通っていた道にあたる。ハプスブルク家の神聖ローマ帝国皇帝、マクシミリアン1世が通りの名前となっている。皇帝はフッガー家のヤコプ2世から戦費を調達し戦い、後にその功績をたたえヤコプ2世に伯爵の称号を送った。今では高級品店が建ち並ぶオシャレな通りであるが、歴史的建造物が数多く残されている。 ■フッガー邸 Fuggerpalast 1515年にヤコプ2世が建てたフッガー家の屋敷跡。第2次世界大戦で戦禍をこうむったが戦後当時の姿に再建された。今はフッガー銀行の建物となっていて中には入れないが、銀行の隣の大きな扉を入っていくと"ダーメンホフ" と呼ばれる中庭に通じ、装飾が施された柱に囲まれた当時のままの小さな庭を見学することが出来る。 ■シェッツラー宮殿 Schaezlerpalais マクシミリアン通りのシンボルといわれる16cに作られたヘラクレスの噴水の前に建つ館。シュツラー家出身の銀行家ベネディクト・アダム・リーベルトの店と住居を兼ねて作られた建物で、1770年に開かれたこの建物の祝宴の間落成記念舞踏会には、フランスのルイ16世のもとへ嫁ぐため、ウィーンからパリへ向かう途中のマリーアントワネットが主賓として招かれている。ベネディクト・アダム・リーベルトは17c〜18cに金・銀・宝石の取引で財を成し、女帝マリアテレジアの財政危機を度々救ったために貴族の称号を授けられたほどの大富豪である。もともと貴族の館のあったところで、16c初めには皇帝マクシミリアン1世も滞在したことがある。現在は市の持ち物として、バロック絵画の展示と当時のまま残る祝宴の間が公開されている。夏にはこの広間で度々この町を訪れ、町とゆかりの深いモーツァルトのコンサートが催されている。 ■マクシミリアン博物館 Maximilianmuseum アウグスブルクの美術工芸品を展示する博物館。町のフッガー家と並ぶ大富豪であった、ヴェルザー家の屋敷の跡を利用している。 ■聖アンナ教会 St. Anna Kirche 14・5cにカルメル修道会の教会として建てられた建物で、1518年マルティン・ルターが彼の教えに共鳴するカルメル会の修道士達によってかくまわれていた。
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